
介護施設の利用者獲得に向けて、ケアマネージャーや病院への営業活動は必要不可欠です。しかし、「現場業務が忙しくて手が回らない」「営業人材を採用・育成する余裕がない」とお悩みではありませんか?介護領域は独自の商習慣があり、一般的な営業手法では関係構築が難航しやすい業界です。
本記事では、介護業界の専門知識を持ち、確かな実績を誇る営業代行会社を厳選して6社ご紹介。さらに、各社の特徴や失敗しない選び方、依頼前の注意点までも合わせて解説します。お読みいただければ、自社に最適な代行会社を見つけ、現場の負担を減らしながら売上基盤を安定させる具体的な道筋が明確になります。
介護業界で営業代行を活用する背景と3つの課題

介護サービスを提供する事業所にとって、継続的な利用者獲得に向けた営業活動は事業存続の要です。しかし、業界特有の専門性や労働環境が障壁となり、自社のみで強固な営業体制を構築することが困難な事態が多発しています。ここでは、介護業界において外部の専門的な営業代行サービスの活用が急速に広まっている背景と、現場が直面している3つの課題について解説します。
ケアマネージャー・施設長への声掛けが必要
介護業界の主な営業先となるのは、居宅介護支援事業所のケアマネージャーや施設長、病院のソーシャルワーカー(MSW)です。多忙を極める彼らに対し、単なる飛び込み営業や画一的なテレアポでは関係構築が図れません。相手の業務の習慣を把握した上で、利用者にとっての価値を的確に伝える「提案型営業」と、制度に関する高度な専門知識が必要となります。
慢性的な人材不足と採用に掛かる費用の高騰
介護業界全体が人材不足に直面する中、営業に特化した専門人材を採用することは極めて困難です。他業界で実績のあるBtoB営業の経験者を求めても採用競争は激しく、多額の採用経費や固定費(人件費)が発生します。さらに、入社後の教育に掛ける時間や手間も不足しているため、未経験者を一から育成する余裕がなく、営業部門の立ち上げ自体が行き詰まる事業所が少なくありません。
現場業務と営業活動の両立が困難
専任の営業担当者を配置できない事業所では、施設管理者や現場スタッフが営業を兼務する状況が常態化しています。しかし、本来の目的である質の高い介護サービスの提供と、営業リストの作成や外回りなどの営業活動を両立させることは物理的に困難です。結果として営業が後回しになり、稼働率の低下を招く悪循環が生じるため、その打開策として外部委託が注目を集めているわけです。
介護特化の営業代行に依頼する4つのメリット
一般的な営業代行ではなく、「介護特化型」の専門サービスを利用することで、現場の負担軽減だけでなく確実な売上貢献が期待できます。ここでは、介護業界に精通したプロへ依頼することで得られる4つのメリットについて解説します。
介護業界の専門知識を持つプロによる高い成約率
介護保険制度の仕組みや施設ごとの特徴を熟知した営業担当者が自社の宣伝を行うため、ケアマネージャーとの信頼関係をスムーズに構築できます。専門用語を用いた的確な提案が可能になり、結果として自社の職員が手探りで営業するよりも圧倒的に高い商談取得率と成約率を実現できます。
ケアマネ・病院・施設などターゲットに合わせた柔軟な対応
居宅のケアマネージャー、病院の退院調整を担うMSW、老人ホームの施設長など、営業先によって響く訴求ポイントは異なります。介護特化の代行会社は、各ターゲットが抱える課題やスケジュール感(月末月初を避ける等)を把握しているため、相手に合わせた最適なタイミングと手法で営業を展開します。
新規立ち上げ時の事業拡大と初期段階で掛かるコストの削減
自社で営業担当を採用・育成する場合、稼働までに数ヶ月の期間と多大な時間と費用がかかります。営業代行を活用すれば、契約直後から即戦力のプロが動くため、すぐ営業活動に取り組めますし、準備期間を大幅に短縮できます。採用費や固定人件費を抑えつつ、最速で成果(新規利用者の獲得)に向けた行動を開始できる点は大きな魅力です。
自社に営業ノウハウと優良リストが蓄積される
単に商談や挨拶回りを代行するだけでなく、活動を通じて得られた顧客のリアルな反応や、成約に繋がりやすいターゲットの傾向や特徴(優良リスト)が自社に還元されます。どのような提案が効果的だったのかという記録が資産として残るため、将来的に自社での営業体制(インハウス化)へ移行する際の強力な土台となります。
【2025年最新】介護業界に強い!実績豊富な営業代行会社おすすめ6選
介護業界向けの専門性と確かな実績を持つ、おすすめの営業代行会社を厳選して6社紹介します。各社の特徴や強みを比較し、自社の課題解決に最適な代行会社選びの参考にしてください。
1. 株式会社Mother(メディケアプロモーション)

介護・障がい福祉・在宅医療に特化した営業代行サービスです。ケアマネージャーや施設長、MSW等への訪問営業において、全国でのべ7万件の圧倒的な実績を誇ります。業界特有の専門知識を活かした提案型営業が最大の強みであり、ターゲットに合わせた独自の声掛けで高い成約率を実現します。
2. 株式会社リベラルハーツ

BtoBの営業支援において豊富な実績を持ち、介護業界向けの営業代行にも対応しています。商談獲得から商談、クロージングまで一気通貫での支援が可能であり、各事業所の課題に合わせた柔軟なサービス内容が特徴です。営業体制の構築や戦略立案のサポートも得意としています。
3. 株式会社セレブリックス

営業代行業界の最大手として、豊富な支援実績に基づく膨大なデータと再現性の高いノウハウを保有しています。介護領域においても、徹底した事前の情報収集と顧客心理に基づくヒアリングにより、質の高い商談機会を創出します。自社にノウハウを残すための営業ノウハウの教育支援も強みです。
4. アズ株式会社

確かな知識に基づく商談獲得に強みを持つ営業代行会社です。介護施設や病院など、決裁者との接触が難しいターゲットに対しても、独自の手法で効果的に接触を図ります。テストマーケティングにも柔軟に対応しており、新規事業の立ち上げ時などにスモールスタートで検証したい企業におすすめです。
5. 株式会社エグゼクティブ

法人営業の外部委託に特化しており、質の高い商談機会の提供を得意としています。専任の担当者が自社サービスの強みを深く理解した上で、施設長などの決裁者へ的確に営業を行います。情報共有やレポート体制が徹底されており、活動の透明性を保ちながら二人三脚で進められます。
6. 株式会社セールスマーケティングファーム

私たち株式会社セールスマーケティングファームは、BtoB向けの営業に特化したFAXで新規顧客の獲得を目指す営業代行を行っております。介護タクシーをはじめとする独自の福祉関連事業における営業代行の実績を持っています。
地域密着型の事業や特定のニッチなターゲットに対する営業活動も得意としており、開業したばかりで社長1人で仕事をしている企業でもご利用頂けます。
以下の動画では、ご利用頂いた介護タクシー会社の成功事例についてもお話しておりますので、興味がございましたら是非ご覧になって頂けますと幸いです。
失敗しない!介護向け営業代行会社の選び方
介護業界特有の商習慣を理解していない代行会社に依頼すると、成果が出ないばかりか、強引な営業によって地域のケアマネージャーや施設からの評判を落とすリスクがあります。ここでは、自社の課題を解決し、確実に成果へ繋げてくれる最適な営業代行かどうかを見極めるための基準について解説します。
介護・福祉領域における具体的な支援実績はあるか
一般的なBtoB営業の実績だけでなく、ケアマネージャーやMSWなど介護・医療従事者に対する具体的な営業支援実績があるかを必ず確認しましょう。過去の成功事例や、どのような商材でどのターゲットに働きかけたかをヒアリングすることで、自社との相性や専門性の高さを判断できます。
アポイント獲得だけでなく商談・クロージングまで対応可能か
自社が依頼したい業務範囲と、代行会社が提供するサービス内容が合致しているかの確認が重要です。営業リスト作成や見込み顧客の獲得のみを任せたいのか、施設長など決裁権者との商談からクロージングまで一貫して依頼したいのか、自社で対応できる工数や状況を踏まえて見極めてください。
料金体系(固定報酬・成果報酬)と契約形態が明確か
営業代行の料金体系は、毎月定額を支払う「固定報酬型」と、商談獲得や成約ごとに費用が発生する「成果報酬型」に分類されます。自社の商材単価や目標件数から費用対効果(ROI)を想定し、初期費用や追加料金の有無、最低契約期間などの条件が契約前に明確に提示される会社を選びましょう。
営業代行を依頼する前に確認すべき注意点と事前準備
営業代行は、単に業務を丸投げするだけで成果が出るものではありません。依頼前の入念な準備と、代行会社との細やかなすり合わせが成約や売上向上の鍵を握ります。ここでは、契約前に社内で確認・準備しておくべき重要な注意点について紹介します。
ターゲットと成果(目的・目標)の定義をすり合わせる
営業代行を導入する目的(例「新規利用者を月間◯名増やす」)と、中間目標(例「ケアマネへの月間訪問数◯件」「アポ獲得率◯%」)を明確に定義しましょう。認識にズレがあると「商談は取れたが条件が合わず成約しない」といった事態を招きます。事前に具体的な数値とターゲット像をすり合わせることが重要です。
自社サービスの強みや資料を事前に言語化する
代行会社の担当者が自信を持って自社サービスの営業ができるよう、自社の介護サービスの特徴、他施設にはない強み、利用者の声などを事前に言語化しておく必要があります。また、ケアマネージャー向けに配布できるパンフレットや料金表などの営業資料を整え、現場のリアルな情報を代行会社へスムーズに共有する仕組みを構築しておきましょう。
レポート体制と定期ミーティングの頻度を確認する
営業活動の進捗や現場の反応をどのように共有してもらうか、契約前にレポート体制を取り決めます。週次・月次での定期ミーティングの有無や、訪問数、断られた理由、見込み度合いなど共有されるデータの項目を確認してください。透明性の高い報告体制が整っていれば、自社のサービス改善や今後の戦略の立て直しにも活用できます。
まとめ:営業代行を活用して介護事業の売上基盤を安定させよう
介護業界における営業活動は、単なる御用聞きではなく、ケアマネージャーや施設が抱える課題を解決する「提案型営業」が求められます。しかし、現場業務との両立や専門人材の不足が壁となり、自社のみで強固な営業体制を構築するのは容易ではありません。
そこで、業界特有の専門知識と豊富な実績を持つ営業代行会社を自社の営業マンとして活用することが、課題解決の最短ルートとなります。本記事で紹介した選び方の基準や、依頼前の準備事項を参考に、自社の強みを正しく届けてくれる最適な代行会社を見極めてください。
営業活動をプロに委託して現場の負担を軽減することで、質の高い介護サービスの提供に専念し、中長期的な売上基盤の安定化を実現しましょう。
米澤 俊一(よねざわ しゅんいち)
株式会社セールスマーケティングファーム代表
1979年横浜市出身。日本体育大学卒業。
IT企業で4年間Web運営に携わった後2008年に独立。
その後、福井県のベビーリーフ農家へ転身し、独自の営業手法を駆使してわずか2ヶ月でスーパー150店舗、レストラン400店舗との新規取引を開拓。ビニールハウス2棟から33棟への急拡大を牽引。OTAや農業ベンチャーの役員を経て、現在は営業職不在の中小企業を支援する営業代行会社の代表取締役。