「営業人材が不足している」「新規開拓が進まない」とお悩みの中小企業ご担当者様は多いのではないでしょうか。売上拡大を目指す一方で、新たな営業担当の採用や育成には多大な時間とコストがかかります。そこで有効なのが、即戦力として営業活動を支援する「営業代行」の活用です。しかし、多数の代行会社から自社に最適な依頼先を見極めるのは容易ではありません。
本記事では、中小企業におすすめの営業代行会社15選をはじめ、費用相場や失敗しない選び方を徹底解説します。お読みいただくことで、自社の課題に合う代行会社を見つけ、限られた人員で売上アップを実現できるようになります。
中小企業が営業代行を利用するメリットとは?
中小企業が営業代行を活用する最大のメリットは、社内の限られた人手や工数を圧迫せずに売上拡大を目指せる点です。ここでは、導入によって得られる具体的な3つのメリットを解説します。
人手不足の解消と即戦力化
中小企業の多くは、営業担当者の採用や育成に割く時間と資金が不足しています。営業代行を利用すれば、経験豊富なプロの営業人材を即戦力として即座に確保できます。自社の社員は商品開発や既存顧客のフォローといった業務に集中できるため、組織全体の生産性向上が期待できる点が大きなメリットです。
専門的な営業ノウハウの吸収
自社に営業に関するノウハウがない場合、手探りでの新規開拓は非常に非効率です。営業代行会社は、多様な業界で培った効果的な営業の手法やデータを持っています。プロのトークスクリプトや顧客管理の手法などを間近で学ぶことで、最終的には自社内に質の高いノウハウを蓄積し、長期的な営業力強化に繋げることが可能です。
新規開拓と売上向上のスピードアップ
自社でゼロから営業組織を立ち上げるには膨大な時間がかかりますが、代行会社を活用すれば契約後すぐに営業活動をスタートできます。特に新規事業の立ち上げ時や、短期間で市場を拡大したい場合に有効です。プロの圧倒的な行動量により、アポイント獲得から商談までのスピードが上がり、早期の売上向上が見込めます。
中小企業の営業代行にかかる費用相場と料金体系
営業代行の依頼を検討する際、中小企業にとって最も気になるのが「費用」です。料金体系は大きく分けて「固定報酬型」「成果報酬型」「複合型」の3種類が存在します。自社の予算状況や依頼したい業務範囲(アポイント獲得のみか、クロージングまで任せるかなど)によって適した料金体系は異なります。ここでは、それぞれの特徴と一般的な費用相場、そして注意点について詳しく解説します。
固定報酬型の特徴と相場
毎月定額の料金を支払う形式です。成果に関わらず費用が発生するためリスクはありますが、中長期的な営業戦略の立案や、商談からクロージングまで幅広い業務を任せたい場合に適しています。相場は月額50万〜60万円程度が目安であり、毎月の予算の見通しが立てやすい点が特徴です。
成果報酬型の特徴と相場
「アポイント獲得1件につき〇円」「成約で売上の〇%」と、成果に対してのみ費用が発生する形式です。無駄なコストを抑えられるため、予算が限られている中小企業におすすめです。相場はアポイント獲得で1件1.5万〜2万円、成約で売上の30〜50%程度が一般的な目安となります。
複合型(固定報酬+成果報酬)の特徴と相場
固定費を低く設定しつつ、成果に応じたインセンティブを追加で支払う形式です。両者のメリットを組み合わせたもので、代行会社のモチベーションを維持しながら、企業のコスト負担も軽減できます。相場は月額固定費20万〜30万円に加え、成果報酬(1件1万円など)を支払う場合が一般的です。
【注意点】安さだけで選ぶリスク
費用を抑えたいからといって、極端に安価な代行会社を選ぶのは危険です。質の低いリストへの強引なテレアポなど、無理な営業活動によって自社のブランドイメージを損なう恐れがあります。また、ノウハウが提供されず、契約終了後に自社に何も残らないという失敗に陥りがちです。
中小企業向け!成果が出る営業代行会社の選び方
営業代行会社は無数に存在するため、自社に最適な会社を見極めることが成功の鍵となります。知名度や費用の安さだけで選んでしまうと、「期待していた成果が出ない」「自社のブランドイメージが傷ついた」といった失敗を招きかねません。ここでは、人手や工数が限られる中小企業が確実に成果を上げるための、優良な営業代行会社を選ぶ4つのポイントを具体的に解説します。
自社の課題と代行可能な業務範囲が合っているか
営業代行会社によって対応できる業務範囲は異なります。テレアポによるリード獲得が得意な会社もあれば、商談からクロージングまで一気通貫で対応できる会社もあります。まずは自社の課題が「アポ不足」なのか「成約率の低さ」なのかを明確にし、その課題解決に必要な業務範囲をカバーしている会社を選ぶことが重要です。
同業界・同じターゲットでの支援実績
代行会社が自社と同じ業界や同じターゲットでの支援実績を持っているか確認しましょう。特にITや製造業など専門知識が必要なニッチ商材の場合、業界特有の商習慣を理解していなければ成果に繋がりません。類似商材での成功事例や、どのようなターゲットに提案して結果を出したのかを事前に確認してください。
料金体系の透明性と予算とのバランス
料金体系が自社の予算に合っているかだけでなく、「透明性」も重要なポイントです。基本料金が安くても、リスト作成費などのオプションが追加され、最終的な請求額が予算をオーバーすることがあります。固定報酬と成果報酬のどちらが適しているかを見極め、初期費用や追加費用を含めた総額を明確に提示してくれる会社を選びましょう。
担当者との相性と報告体制の充実度
外部のパートナーとして密に連携するため、担当者とのコミュニケーションの取りやすさは重要です。また、日々の架電数やアポイント獲得率など、活動記録の報告頻度と内容も確認してください。「月に一度、結果だけを報告する」会社ではなく、定期的な進捗共有と改善提案を積極的に行ってくれる会社を選ぶことで成功率が高まります。
中小企業におすすめの営業代行会社15選を徹底比較
営業代行会社はそれぞれ得意とする業界や料金体系、対応可能な業務範囲が異なります。ここでは、中小企業の課題解決に強く、豊富な支援実績を持つおすすめの営業代行会社15社を厳選してご紹介します。自社の予算や目的に照らし合わせ、最適な代行会社を見つけるための参考にしてください。
株式会社ネオキャリア

人材サービスで培った圧倒的な採用・育成ノウハウを基盤に、質の高い営業代行を提供する企業です。BtoBの新規開拓を中心に、アポイント獲得からインサイドセールスまで幅広く対応可能です。全国規模のネットワークを持ち、地方の中小企業でも質の高い営業支援を受けられる点が大きな強みです。
株式会社ウィルオブ・ワーク

営業職に特化した人材サービスを展開しており、専門性の高いプロの営業人材を迅速に配属できる点が特徴です。営業の仕組み全体の設計や、現場の課題抽出から改善まで伴走型で支援します。即戦力となる人材が不足し、自社の営業組織を根本から強化したい中小企業に最適です。
株式会社YMO21

初期費用ゼロの完全成果報酬型でテレアポ代行を提供する企業です。アポイントが獲得できた分だけ費用が発生するため、予算が限られている中小企業でもリスクを抑えて導入できます。長年培った独自の架電ノウハウにより、決裁者へのアプローチに強く、質の高い商談機会の創出が期待できます。
営業代行JP(株式会社タスク)
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中小企業やベンチャー企業を主な対象とし、低コストかつ柔軟な営業支援を提供しています。テレアポだけでなく、Webマーケティングとの連携やDM送付など、多様な手法を組み合わせたリード獲得が得意です。小回りの利くサポート体制で、自社の要望に細かく応えてくれる点が魅力です。
株式会社エグゼクティブ

BtoBの法人営業に特化し、ITや製造業など専門的な業界での実績が豊富な営業代行会社です。上場企業から中小企業まで幅広い支援実績を持ち、テストマーケティングから本格的な販路拡大まで段階的なサポートが可能です。商材の強みを引き出す独自の営業手法に定評があります。
株式会社Sales of Soul

企業の営業課題に合わせ、戦略立案から実行までを一括で支援します。単なる代行にとどまらず、自社に営業ノウハウを定着させるためのコンサルティング要素が強い点が特徴です。将来的に自社内での営業組織(インハウス化)の構築を目指す中小企業にとって、心強い存在となります。
株式会社ambient(アンビエント)

高品質なテレアポ代行を中心に、新規開拓を強力にサポートする企業です。厳しい研修をクリアした専門のコミュニケーターが対応するため、自社のブランドイメージを損なうことなく商材の提案が可能です。トークスクリプトの作成からPDCAサイクルの実行まで、精緻な運用体制が整っています。
日本営業代行株式会社

全国各地に拠点を持つ地域密着型の営業代行会社です。その地域特有の商習慣を熟知したスタッフが対応するため、地方での販路拡大を目指す中小企業に最適です。固定報酬と成果報酬を組み合わせた柔軟な料金体系を用意しており、予算や目標に合わせた無理のない営業活動を実現できます。
株式会社アイランド・ブレイン

初期費用・月額固定費が完全無料の成果報酬型でアポイントを獲得するBtoB専門の代行会社です。55業種以上の幅広い支援実績があり、専門性の高いニッチな商材にも対応可能です。商談が実施された場合のみ費用が発生するため、コストパフォーマンスを重視する中小企業に強くおすすめします。
株式会社グローバルステージ

新規事業の立ち上げやテストマーケティングにおける営業支援を得意としています。専属のプロジェクトチームを編成し、市場調査からターゲット選定、実際の営業活動までをトータルでサポートします。まだ販売実績が少ない新サービスを市場に展開したい中小企業にとって、最適な選択肢です。
株式会社FTJ

柔軟なプラン設定とスピーディーな対応が魅力の営業代行会社です。アポイント獲得だけでなく、休眠顧客の掘り起こしや展示会後のフォローコールなど、企業のピンポイントな課題に合わせた単発利用も可能です。一時的な人手不足を解消したい場合など、必要な時に必要なだけ依頼できます。
株式会社StarTwinkle

女性目線を活かしたきめ細やかな営業代行サービスを提供しています。丁寧なヒアリングと関係構築を得意としており、顧客との長期的な信頼関係を築きたい企業に適しています。美容や教育、サービス業など、女性の意思決定が関わりやすい商材において、特に高い成果を上げている点が特徴です。
株式会社トリニティ

営業戦略の設計から実働、さらには効果測定までを科学的な営業で行う企業です。独自のデータ分析に基づき、ターゲットの選定や営業の手法を最適化します。勘や経験に頼らない論理的な営業支援により、無駄を省き、確実性の高いリード獲得と成約率の向上を実現します。
Passage株式会社

IT業界やSaaS商材の営業代行に強みを持つ企業です。複雑なサービス内容を正確に理解し、顧客の課題に合わせた解決策の提案を行うことができます。インサイドセールスの立ち上げ支援にも対応しており、非対面での効率的な営業体制を構築したい中小企業から支持されています。
株式会社セールスマーケティングファーム

BtoB向けの新規開拓営業に強みを持つFAXを使った営業代行サービスです。ターゲットの選定からFAX紙面で自社の強みを最大限引き出す紙面作成、配信作業までを支援し、企業の売上拡大に貢献します。開業直後で1人で仕事を回している方や、新規事業立ち上げ時のリード獲得にも柔軟に対応可能で、社内に営業ノウハウがない中小企業でも安心して依頼できる点が特徴です。ご利用頂いた企業様のインタビューもございますので、よろしければ参考にご覧ください。
中小企業が営業代行で失敗しないための成功のポイント
営業代行は強力な解決策ですが、導入の仕方を間違えると期待した効果が得られないことがあります。限られた予算を無駄にせず、着実に売上へ繋げるためには、依頼する企業側にも適切な準備と運用体制が求められます。ここでは、中小企業が営業代行で失敗を避け、成功を掴むための3つの重要なポイントについて解説します。
目的とターゲットを明確にしてから依頼する
営業代行を依頼する前に、自社の課題と目的がアポ獲得か、クロージングなのか、ターゲット層を社内で明確に定義しましょう。ここが曖昧なまま依頼すると、代行会社も適切な顧客のイメージが確定せず、質の低い見込み客ばかりが集まる失敗に繋がります。自社商材の強みや競合優位性を整理し、事前にしっかりと共有することが成功への第一歩です。
「完全な丸投げ」をせず自社の営業マンとして伴走する
プロに任せるからといって、すべてを丸投げにするのは危険です。外部の営業マンとして定期的なミーティングを実施し、現場の顧客の反応や断り文句といった一次情報を共有しましょう。双方向のコミュニケーションを取りながら、トークスクリプトやターゲット設定を共に改善(PDCA)していく姿勢が、成約率を高める最大の秘訣です。
契約後のノウハウ蓄積や情報共有の仕組みを作る
営業代行の利用終了後、社内に何も残らないという事態を防ぐため、ノウハウ蓄積の仕組み化が必須です。成功した商談の音声データや、効果的だった営業資料、日報などを共有してもらい、自社の資産として残す契約を結びましょう。プロの技術を自社の営業担当者へ還元することで、中長期的な営業組織の強化というさらなる成果を得られます。
中小企業向け営業代行についてのよくある質問(FAQ)
営業代行の導入を検討している中小企業のご担当者様から、よく寄せられる疑問にお答えします。依頼前の不安解消にお役立てください。
BtoBのニッチな商材や製造業でも対応可能ですか?
はい、可能です。多くの営業代行会社はBtoBの専門的な業界にも対応しており、商材の特性やターゲット層に合わせた最適な営業方法を提案してくれます。ただし、業界特有の専門知識が必要な場合は、事前に同業種やニッチ商材での支援実績があるかを必ず確認することをおすすめします。
企業の営業代行とフリーランスの違いは何ですか?
法人の営業代行は、組織的なサポート体制と豊富な知識による「安定した品質や対応力」が強みです。一方、フリーランスは費用を抑えやすく、個人ならではの柔軟な対応が魅力です。継続的な案件や属人化のリスクを避けるなら法人、ピンポイントでのコスト重視ならフリーランスが適しています。以下ではフリーランスに営業代行を頼む場合について詳しく解説していますので、合わせてお読みください。
成果が出なかった場合、途中解約はできますか?
契約内容によって異なりますが、最低契約期間(例えば3ヶ月や半年など)が設定されているケースが一般的です。期間内の解約には違約金が発生することもあるため、契約前に必ず「途中解約の条件」や「ペナルティの有無」について確認し、書面で残しておくことがトラブルを防ぐ上で重要です。
顧客リストは自社で用意するべきですか?
自社で用意する場合と、代行会社が作成・提供する場合の両方があります。自社に質の高いリストがない場合は、ターゲット条件を伝えて代行会社にリスト抽出を依頼する方が効率的です。ただし、リスト作成費が別途かかることも多いため、事前に料金体系のオプションを確認しましょう。
まとめ:人手が限られる中小企業こそ営業代行で売上最大化を
営業担当者の採用や育成には多くの時間とコストがかかるため、人手や工数が限られている中小企業にとって、即戦力となる営業代行の活用は非常に有効な手段です。自社の課題や目的に合った代行会社を選び、完全な丸投げではなく適切な信頼関係を築くことで、短期間での新規開拓や売上アップが実現できます。
費用相場や対応可能な業務範囲をしっかりと比較検討し、今回ご紹介した選び方のポイントやおすすめ会社15選を参考に、自社に最適な営業代行サービスを見つけてビジネスの成長を加速させましょう。
米澤 俊一(よねざわ しゅんいち)
株式会社セールスマーケティングファーム代表
1979年横浜市出身。日本体育大学卒業。
IT企業で4年間Web運営に携わった後2008年に独立。
その後、福井県のベビーリーフ農家へ転身し、独自の営業手法を駆使してわずか2ヶ月でスーパー150店舗、レストラン400店舗との新規取引を開拓。ビニールハウス2棟から33棟への急拡大を牽引。OTAや農業ベンチャーの役員を経て、現在は営業職不在の中小企業を支援する営業代行会社の代表取締役。