
Web制作会社の皆様、制作業務に追われ「新規営業に手が回らない」「下請け案件ばかりで利益率が上がらない」とお悩みではありませんか?競争が激化するWeb業界で安定した収益を作るには、利益率の高い「直請け」の獲得が重要ですが、無形商材であるWeb制作の営業は難易度が高く、自社の工数だけでの解決は容易ではありません。
そこで本記事では、Web制作会社に強いおすすめの営業代行会社7選をはじめ、費用相場や失敗しない選び方を徹底解説します。最後までお読みいただければ、最適な代行会社を見極め、制作に集中しながら売上拡大と高単価案件の獲得を実現する具体的な道筋がわかります。
Web制作会社が営業代行を活用すべき理由とメリット

Web制作業界における営業マン不足の課題
Web制作会社の多くは、エンジニアやデザイナーなどの制作陣が中心であり、専任の営業担当者を配置する人手が不足しています。既存顧客からの紹介や問い合わせに依存すると、受注量が安定しません。営業代行を活用することで、自社で営業人材を採用・育成するコストと手間を省き、即座にプロの営業力を導入して新規顧客を獲得できるのが大きなメリットです。
下請けから利益率の高い「直請け」獲得への移行
広告代理店や大手制作会社からの下請け案件は、営業の手間が省ける反面、単価が低く利益率が圧迫されがちです。安定した経営基盤を構築するには、顧客と直接契約を結ぶ「直請け」の獲得が大切です。営業代行であれば、自社が狙いたい業界や企業規模のターゲットリストを抽出し、的確に営業できるため、高単価な直請けへの移行を効率的に進められます。
制作業務に専念し、事業成長を加速させる
代表自らや制作担当者が営業活動を兼務している場合、本来注力すべき制作業務や品質管理に割く時間が失われます。新規開拓における営業先リスト作成や提案業務を外部委託することで、社内工数を主業務に集中できます。結果として、納品物のクオリティ向上や顧客満足度の改善に繋がり、事業全体の成長速度を劇的に加速させることが可能です。
Web制作会社向け営業代行の費用相場と料金体系

固定報酬型の特徴と費用相場・メリット
固定報酬型は、毎月一定の料金を支払って営業活動を委託する体系です。相場は月額30万〜60万円程度です。リスト作成から初回連絡まで幅広く対応してもらえる点や、毎月のコストが明確で予算が立てやすい点がメリットです。成果の有無に関わらず費用が発生するため、質の高い商談を安定して供給できる、実績豊富な代行会社を見極める必要があります。
成果報酬型の特徴と費用相場・メリット
成果報酬型は「商談獲得1件につき〇円」など、成果に応じて費用が発生します。商談獲得の相場は1件1.5万〜3万円程度です。初期費用が抑えられ、無駄なコストを省けるのが最大のメリットです。一方で、代行会社が商談の「数」を追うあまり、確度の低い顧客ばかりが供給されるリスクもあるため、契約前に「成果の定義」を明確にしておくことが重要です。
複合型(固定+成果)の特徴と費用相場・メリット
複合型は、月額の固定費(10万〜20万円程度)を低く抑えつつ、成果に応じたインセンティブ(商談1件1万円〜など)を組み合わせた料金体系です。固定報酬と成果報酬のメリットを兼ね備えており、代行会社のモチベーションを保ちながら、コスト変動のリスクを分散できるのが特徴です。中長期的な提携関係を築きやすく、柔軟な運用が可能です。
【重要】費用対効果の考え方と見極めポイント
営業代行の導入で重要なのは「費用対効果(ROI)」です。例えば月額50万円で商談10件を獲得し、うち1件(受注額150万円)を成約した場合、LTV(顧客生涯価値)も加味して黒字化するかを検証します。単発の制作案件で終わらせず、継続的なサイト保守・運用案件に繋がる質の高いリード(見込み顧客)を獲得できるかが、Web制作の営業において費用対効果を最大化させる鍵となります。
失敗しない!Web制作に強い営業代行会社の選び方
Web・IT業界など「無形商材」の営業実績が豊富か
Web制作は形のない「無形商材」であり、有形商材とは営業の難易度や訴求方法が大きく異なります。そのため、IT・Web業界の専門用語や業界構造を的確に理解している営業代行会社を選ぶことが大切です。過去にWeb制作、システム開発、Webマーケティング支援などの営業実績があるか、担当者が業界の深い知見を持っているかを確認しましょう。
商談の「質」の定義が自社と合っているか
「とりあえず会うだけ」の挨拶目的ばかりでは、その後の受注に繋がりません。自社が求める商談の「質」と、代行会社が設定する「成果の定義」をすり合わせることが重要です。例えば、「予算感のヒアリングができているか」「決裁者が同席するか」「具体的なリニューアル時期が決まっているか」など、有効な商談となる条件を契約前に定義できる会社を選びましょう。
ターゲットに合わせた営業手法が可能か
Web制作の新規開拓には、テレアポだけでなく、問い合わせフォーム営業、FAX営業、メール営業、SNSを活用した営業など様々な手法が存在します。ターゲットとなる業界や役職(経営層か現場のWeb担当者か)によって有効な手法は異なります。もし決裁者へ直接提案したいと考えている場合は、問い合わせフォームかFAXを活用する事で視認性を高めますが、お問い合わせフォームは迷惑メールフォルダに埋もれやすいです。FAXは業務に積極的に活用していない企業の場合不向きですが、その逆で業務に今でも活用している製造業や建設業への提案には向いています。このように、自社のターゲット層に最も適した営業手法を提案・実行でき、状況に応じて柔軟に戦略を調整してくれる代行会社が理想的です。
自社の強みを理解し、提案型の営業ができるか
Web制作会社は多数存在するため、「何でも作れます」という画一的な営業では競合と差別化できません。デザイン力、SEOノウハウ、特定業界への特化など、自社の強み(USP)を深く理解してくれる代行会社を選びましょう。単なる御用聞きではなく、潜在顧客の課題を引き出し、自社の強みを活かした解決策を提示する「提案型営業」ができるかどうかが受注率を左右します。
【2026年最新】Web制作会社におすすめの営業代行会社7選
カリトルくん|Web業界に特化した定額制の営業支援

カリトルくんは、Web業界の営業に特化した定額制の支援サービスです。Web制作やマーケティングの知識が豊富なプロのフリーランスが実務を担当するため、無形商材の強みを正確に伝達できます。月額固定の分かりやすい料金体系で、リスト作成から提案まで一貫して任せられるのが魅力です。自社の工数不足に悩む制作会社に最適です。
株式会社エグゼクティブ|戦略設計から商談まで一気通貫

株式会社エグゼクティブは、単なる商談取りにとどまらず、営業戦略の立案から商談、クロージングまで一気通貫で支援する代行会社です。BtoBの無形商材における豊富な実績を持ち、企業の規模や課題に合わせた柔軟な提案を得意としています。自社に営業ノウハウが全くない状態からでも、売上拡大を牽引してくれる心強い存在です。
株式会社アンビエント|BtoBの法人向けテレアポに強み

株式会社アンビエントは、BtoBの法人向けテレアポ代行に強みを持つ企業です。徹底したターゲット分析と質の高いトークスクリプトにより、確度の高い商談を安定して創出します。Web制作のような説明が難しい商材でも、担当者が顧客の潜在的な課題を的確にヒアリングするため、商談に繋げやすい質の高い見込み顧客を獲得したい制作会社におすすめです。
EBAテック株式会社|IT・Web関連の専門知識が豊富

EBAテック株式会社は、ITやWeb業界の専門知識を持つスタッフが多数在籍する営業代行会社です。システム開発やWeb制作の技術的な専門用語にも明るく、ターゲット企業のITリテラシーに合わせた適切な訴求が可能です。単なる制作実績の紹介ではなく、顧客のビジネス課題をIT・Webの力でどう解決できるかを提案できるのが大きな強みです。
日本営業代行株式会社|中小企業向けの柔軟なサポート体制

日本営業代行株式会社は、中小企業を中心に地域密着型の柔軟なサポートを提供する営業代行会社です。エリアを絞ったピンポイントな営業活動や、小規模な予算からのスタートにも対応しています。地方のWeb制作会社が近隣エリアで直請けを開拓したい場合や、スモールスタートで営業代行の効果を検証してみたい企業にとって、利用しやすいサービスです。
株式会社アイランド・ブレイン|初期費用ゼロの完全成果報酬型

株式会社アイランド・ブレインは、初期費用ゼロで導入できる完全成果報酬型の営業代行サービスを提供しています。商談を獲得した件数分だけ費用が発生するため、コストリスクを最小限に抑えられます。55業種以上の豊富な支援実績があり、質の高い商談を素早く提供してくれるため、即効性を求めるWeb制作会社に最適な選択肢です。
営業代行の成果を最大化する!依頼前の準備と成功の秘訣

ターゲット業界・企業規模と顧客像の明確化
営業代行に依頼する前に、自社が狙うべきターゲットを明確にすることが成功の第一歩です。「どの業界の」「どの規模の企業で」「誰が」課題を抱えているのか、具体的な顧客像を設定しましょう。ターゲットが曖昧なままでは、代行会社も的外れなリストを作成してしまい、商談の質が低下します。自社の得意分野と相性の良い顧客像を定義し、契約前に代行会社としっかりと共有しておくことが重要です。
以下はターゲット像を明確に設定せず480万円の損失を出してしまった背景をお餅の弊社ご利用企業様との対談です。ターゲット選定が以下に重要かの参考にしてください。
強みを伝える「ポートフォリオ」と「営業資料」の整備
代行会社がスムーズに営業活動を行えるよう、自社の実績をまとめたポートフォリオや営業資料を事前に整備しておきましょう。Web制作では、過去の制作実績や導入効果(CVR改善など)の具体的な数字が強力な武器になります。代行会社の担当者が顧客の質問に即答できるよう、自社の強み(USP)や競合優位性を視覚的に分かりやすくまとめた資料を提供することで、商談獲得率が飛躍的に向上します。
面談予定獲得後の商談・クロージング体制の構築
営業代行の役割は基本的に面談予定の獲得までであり、実際の商談から受注(クロージング)に繋げるのは自社の役割です。質の高い商談を獲得できても、社内の受け入れ体制が整っていなければ取りこぼしてしまいます。事前に商談の担当者を決め、ヒアリングシートや提案書のテンプレートを準備しておきましょう。代行会社から提供される見込みの高い顧客情報をもとに、迅速かつ的確な提案ができる体制構築が受注の鍵となります。
Web制作会社の営業代行に関するよくある質問
Q. 地方の制作会社でも都心部の高単価案件を獲得できますか?
はい、十分に可能です。現在はオンライン商談が一般化しており、物理的な距離の壁はほぼなくなっています。営業代行会社に依頼して都心部の企業へ営業活動を行い、初回商談をオンラインで設定することで、地方を拠点にしながらでも高単価な直請けを獲得するケースが増加しています。
Q. 強引な営業で自社のイメージが下がるリスクはありませんか?
質の低い業者を選ぶとリスクは生じますが、事前のすり合わせで防ぐことができます。契約前に営業手法やトークスクリプトを共有し、無理な押し売りやクレームに繋がる営業をしないよう取り決めましょう。自社の理念やターゲットを深く理解してくれる代行会社選びが重要です。
Q. 契約期間の縛りは一般的にどのくらいですか?
会社や料金体系によりますが、固定報酬型の場合は「3ヶ月〜半年」程度の最低契約期間が設けられているのが一般的です。これはリスト作成から改善策を回し、安定した成果を出すまでに一定の期間を要するためです。一方、完全成果報酬型の場合は単発依頼が可能な場合もあります。
まとめ:営業代行を活用してWeb制作の売上を最大化しよう
Web制作会社にとって、利益率の高い直請けの獲得は事業の安定と成長に直結する重要課題です。社内の営業工数が不足している場合、プロの営業代行会社を活用することが、新規開拓の最も確実で迅速な解決策となります。
料金体系や費用相場を理解したうえで、自社の「無形商材」の強みを的確に伝えられる、提案力のある代行会社を見極めましょう。ポートフォリオの準備など事前の体制構築を怠らず、獲得した商談を確実な受注へ繋げることで、売上の最大化とビジネスの飛躍的な成長が実現します。
米澤 俊一(よねざわ しゅんいち)
株式会社セールスマーケティングファーム代表
1979年横浜市出身。日本体育大学卒業。
IT企業で4年間Web運営に携わった後2008年に独立。
その後、福井県のベビーリーフ農家へ転身し、独自の営業手法を駆使してわずか2ヶ月でスーパー150店舗、レストラン400店舗との新規取引を開拓。ビニールハウス2棟から33棟への急拡大を牽引。OTAや農業ベンチャーの役員を経て、現在は営業職不在の中小企業を支援する営業代行会社の代表取締役。